来てくれた学生たちにフィリピンの昔ながらの文化を体験してもらおう、ということで、
今日は一緒に料理をすることに。まずは庭のキャッサバを引き抜きます。
まさに実写版「大きなかぶ」ですね!
キャッサバ、バナナの花のハンバーグ、海藻(ゴソ)のサラダ。
フィリピンの一番おいしい料理ってこういうのだと思うんですけど、
当のフィリピンの人たちはこういうのはお金がないときに食べるものであって、
「お客さんに出すには恥ずかしい」と思っちゃってます。もったいないことです。
こういう食文化こそ、紹介され、注目を浴びていってほしいな、と思います。
午後からは恒例の、生きた鶏をしめる作業。イージェイとチムレイも手伝ってくれましたよ。
頼もしいぞ二人とも!
こちらはココナッツの実を削ってココナッツミルクを絞る作業。
新ソーシャルワーカーのアイヴィーさんが張り切って教えてくれました。
庭にテーブルを用意してみんなでいただきます!
「さっきまで生きていた食材」ばかりで作ったココナッツミルクカレーは絶品ですよ!
日本から来た学生たちにとっては新しい経験になりますし、こどもたちにとっては
普段自分たちが当たり前にやっている「作業」が、他の文化の人から見ると
「すごい!」「かっこいい!」と褒められることなんだという気づきになります。
これこそが、文化交流の醍醐味です。危険度も引き下げられたことですし、
これからもどんどん日本の方々を招いていきたいと思います。