HOJの仕事を手伝いながら地元大学に通っていたジュリアンが、ついに教育学部を卒業しました!
おめでとう!
5歳でHOJに来たジュリアン。派手な、性格の強い子が同年代に多かった中、
「なごみ系」の性格で、調和をとってくれる存在でした。
勉強もお手伝いももちろん、楽器の練習などもちゃんと真面目にやるタイプだったので、
「竹音楽隊プロジェクト」でも、一個しかない稀少楽器サロライの担当を任せました。
期待に応えて、レコーディングでもすべて一発録りだったのをよく覚えています。
その後もHOJの古株でとして、新しく入って来る子たちのお姉さんの役割をずっと果たしてくれました。
高校を卒業し、大学に入るという、ティーンエイジャーの女の子にとってキラッキラなはずの時期を
コロナでほとんど敷地から出ることもなく過ごすことになってしまったのにも関わらず、
いつも穏やかな笑顔で、みんなにお手本を示してくれました。
フィリピンの教育学部は、卒業しても自動的に教員資格が得られるわけではありません。
年末に行われる「教員資格試験」に合格する必要があるので、これからはまずはバイトしてお金を貯め、
その9月くらいからその試験のための予備校に通うそうです。
そして合格した後も、採用されるとは限らないので、就職活動が待っています。
まだまだ教師になるのには厳しい道が残っていますが、まずはこの快挙を祝いたいと思います。
ジュリアン、本当におめでとう!