夜のお勉強時間。ウィルマリーは膝に乗ってきた猫のソバコを抱いたまま宿題をやっています。
これはご褒美タイムですね。

リアは年相応の学年にはなっているんですが、実際にやらせてみたら英語の読み書きがかなり苦手。
スタッフのイェンイェンがマンツーマンでついて音読練習です。
まあ、コミュ力は高いし、学校では女子サッカーチームの選手に選ばれたとのことなので、
学校に居場所はあるので心配はしていませんが、勉強もできるに越したことはないですからね。
サッカーシューズを買ってほしかったらもうちょっと勉強もがんばれ、リア!

さて、一晩あけまして、今日はダバオオリエンタル州の創立記念日ということで学校が休みでした。
県立記念日みたいなの、日本の学校にもありましたね。
こういう日は別の県まで遊びに行くと空いていてラッキー!みたいなのがあるんですが、
朝から雨が降っていて天気もよくないので、HOJで過ごすことにしました。

みんなで楽しく遊んでいたら、雷が鳴りだしました。するといっせいに真顔になるこどもたち。
怖がっているのかと思ったら、それだけではなくて、「雷が鳴ってるときに笑っちゃいけない」という
オマジナイがこの地域にはあるんですよ。
ちなみに笑ってるとそこに雷が落ちるんだそうです。それはヤバい!

私がフィリピンに住み始めた頃には「雷が鳴ったら鏡を布で覆え」というオマジナイを教わりました。
稲光で姿が鏡に映り込むと、魂が鏡の中に閉じ込められてしまうんだそうで。
他にも、セブの方には「手でハサミの形を作って空にかざし、雲をチョキチョキ切ると雷が収まる」
みたいなオマジナイもあるんだそうで。ビンビンたちとやってみたら本当に効きましたよ。(笑)

日本では「へそを隠さないと雷様にへそを取られる」というのがありますね。
ギリシャ神話でも北欧神話でも、雷神は最高神として崇められてますし、
聖書の中でも雷は「神から地上への介入」の象徴として描かれています。
今日のお勉強の時間には「雷」をテーマにこどもたちにお話しをしようと思います。
昨日のブログに「猫は自分に似た色の場所で寝る習性がある」と書いてから、
本当にそうだっけ?と思って、私が過去に撮ったうちの猫たちの写真を見返してみました。
その結果、やはり有意なレベルで、自分に似た色の場所やそのそばで寝てることが確認できました!

おそらくこれは、母親を探す習性の名残りと思われます。
例外はあれど、母猫と自分は似た色の場合が多いので、本能的に色を判別しているのでしょう。
そして、その幼少期の体験が「安心」となって、「この色の場所が落ち着く」となるわけです。

もちろん例外もあって、母猫と色が違う場合や、「乳母猫」に育てられる場合というのもあります。
これは昔うちで飼っていた母猫のニゴと子猫のヤマトですが、実の親子ではありません。
ニゴの産んだ赤ちゃんがすぐに亡くなってしまい、ヤマトを生んだ母猫のジジは
あまり乳が出なかったので、ヤマトは主にニゴから授乳されて育ちました。

その結果、ヤマトは黒猫でありながら、白っぽい場所で寝るのが好きな猫となり、
白猫のパンコとよく一緒に日向ぼっこしていました。
まあ、この写真では寝ている場所は黒いクッションなので、実の母のことも覚えているようです。

もっと言えば、色以外にも「温度」とか「仲の良さ」とか「安全さ」といった選択基準もあるので、
こんなふうに寝てることも多いんですけどね。(笑)

一見HOJとまったく関係ない猫の話のようではありますが、「実の母である必要はない」
「安心して眠れる基準は1つじゃない」というのは、HOJにとっても示唆に富んだ話な気がします。
HOJが猫だけでなくこどもたちにとっても、暖かくて、仲が良くて、安心できる場所であれるように、
今後とも運営していきたいと思います。
みんなちゃんと学校に通っていて、平日の昼間はとってものどかです。
私は猫と一緒に留守番しながら、竹サックスを作ったり、昔の写真を整理したり、
秋に向けて講演の準備をしたりして過ごしてます。
竹サックスのピッチ調整でピアノの音を出したいから、ソバコさん、そこをどいてくれないかね?

そんなわけで、ここ最近のこぼれ話をいくつか。
今週土曜のウラワビーチは、魚だらけでした。新参者のアルジーとレイマークが、魚の群れに大興奮!
アルジーは山育ち、レイマークは町育ちなので、海で遊ぶのが楽しくてしょうがないみたいです。
もうちょっと泳ぎが上達したら、サンゴ礁にも連れてってやるからな!

2人にとって、ダーウィンがとってもいい先輩になってます。
ちゃんと魚を突いて獲ってきて、先輩の威厳を見せてます。
いやー、ダーウィンが入ってきた頃のリッキーBを思い出します。いいぞダーウィン、その調子だ!

日曜は小さい子たちと部屋の掃除をしました。
正直、このメンバーだと私一人でやった方が早いくらいなんですが、これも教育です。
普段から掃除はしてますが、「たくさんのものを片づける」のは、掃除とは別のスキルですからね。

これは文化の差なのかもしれませんが、フィリピンの片づけって「見栄えを整える」ことが第一で
機能性とか利便性とかは、あんまり気にしない人が多い気がするんですよね。
「よく使うものは手前に!一緒に使うものはセットでしまう!壊れものは高いところに置かない!」
と、頭をつかった片づけを、ちょっとずつ教えていこうと思います。