口コミ情報でたどり着いた床屋さんは閉鎖されており、行き詰ったか…と村の中心部に戻ったところで、
バイクに乗って通りがかった女性が「ダンガイを探してる車がいるって聞いたんだけど…」と
話しかけてきまして、なんとチムレイの伯母にあたる人でした!一緒に写ってる2人は従姉妹です。
「チムレイ?親戚の集まりで会ったことあるけど…ずいぶん大きくなったのね?」と驚いてます。

両親や兄弟の話を聞いてみると、「最近お姉ちゃんが一人、この町に引っ越してきたよ」とのこと。
チムレイは小さい頃から家族と離れて育ったので、お姉さんの顔も名前も覚えていません。
ドキドキしながら案内してもらって実の姉の住む家へ向かいます。

そして再会!お姉さんはちゃんとチムレイのことを覚えてました!良かったな、チムレイ!
「ウチの名前の人を探してる車が村にやってきた、って聞いたから、
もしかしたら弟のチムレイが探しに来たんじゃないかって、ドキドキしながら待ってたの。
まさか、本当に来てくれるなんて!チムレイ!本当に大きくなったね!」と、
お姉さんは大喜びです。

お姉さんも小さい頃からあちこち転々として育ったそうで、チムレイとは何かのパーティーで
数回会っただけとのことで、チムレイより2つ年上ですが、小学校を途中で辞めて
ずっと家の手伝いや子守りをして暮らしてきたとのこと。
もし可能なら、HOJから学校に通えるようにしてあげたいですね。

「自分に会いたがっている親族」に初めて出会えたチムレイの喜びっぷりは言うまでもありません。
夏休みはまだ3週間残っているので、もろもろ調整して、チムレイにも「里帰り」を経験させて
あげられればと思っています。
2022年に入ってきて以来、親族の情報が見つからないでいたチムレイですが、
ついに親族の手がかりとなりそうな地名が分かったので、行ってみることにしました。
ルポンの川の上流の内陸部の村「マラガタス」です。
数年前までは共産主義反政府組織NPAの支配地域に近く、危険と言われていた地域です。

田舎な割にやたら道が広く、大きなトラックがやたら行き来しているので
何を運んでいるのかと思ったら、川から土木用の砂を運んでいるトラックとのこと。
採石場とか炭鉱とか、そういうイメージに近い村のようです。

HOJから小1時間ほどで村に着いて、まずは村役場へ。
5年前にチムレイを保護してHOJにつなげてくれた福祉局のスタッフさんは仕事を辞めて
海外に出稼ぎに行ってしまったということで、あまり情報は得られませんでした。残念!

それでも親族が住んでいる地域のだいたいの場所は教えてもらえたので、あとは聞き込み!
車を止めては道行く人、井戸に集まる人に、「ダンガイって苗字の人、この辺にいない?」と
手あたり次第に聞いて回ります。
日本の都市部に住んでいる方は、そんなので見つかるの?と思うかもしれませんが、
フィリピンの田舎のコミュニティの強さを甘く見てはいけません。
あっという間に「ダンガイさん?ああ、あっちで床屋さんやってるダンガイさんのことかな?」と
有力情報が見つかりました。さあ、行ってみましょう!

そして発見!ダンガイさんの床屋さん!分かりやすい!
…ですが、残念なことに店は閉まっており、1日や2日ではなく、数週間単位で人がいなかった様子です。
おーいダンガイさん?どこいった?

さあ、チムレイは親族に会うことができるのか?明日の投稿をお楽しみに!
今日も朝から停電したので、みんなで川へ!みんな大喜びです!

相変わらず妹のクリスタルに優しいステフェン。本当にこの子、なんでこんなに性格いいんでしょう?

ワイルドに火をおこして干し魚を焼いてお昼ごはん。相変わらずチムレイの食欲がすごいです。
皿では盛りきれないので鍋のふたにごはんを載せて、これで3杯食べてました。(笑)

ランチの後はひとやすみ。ウィルマリーとクリスタルが木漏れ日の中で流れに横たわってます。
これは気持ちよさそうですね。

たっぷり遊んでHOJに戻ると、電気も戻ってきてました。
ガソリン代も少しずつ落ち着いてきたので(現在、1L=90ペソ)、夏休みの後半は
こどもたちの親族の状況調査であちこちに繰り出したいと思います。