きのうは津波注意報がフィリピン東岸にも発令されました。
厳密にはうちの地域はフィリピン東岸ではないんですが、大事を取って学校が休みになりました。
津波への警戒にはやりすぎるということはないですからね。英断だと思います。
こどもたちは到着したばかりの看護学生さんたちと楽しく遊びましたよ。
そして今日は注意報も解かれ、みんなで元気に学校に行きました。行ってらっしゃーい!
きのう一緒に遊んで、すっかり仲良くなった看護学生のアヤカさんとチヒロさん。
「看護師さんになるの!?すごい!」とこどもたちにも大人気です。
フィリピンの田舎では、看護師さんはかなりアコガレの職業ですからね。
夜もこどもたちの宿題が終わった後は一緒に遊ぶ時間があります。
最初に下の方を取りまくってしまったためにグラッグラなジェンガで大はしゃぎでした。
今週末は久々にみんなで滝に遊びに行く予定です。
当日以上に、前日に大雨が降ると川では遊べないので、明日の天気が大事です。晴れますように!
日本から、看護師になるために勉強している学生さんたちが来てくれました。
今日はダバオに到着して早々、このブログでも何度か紹介しているゴミ山の支援活動を見学に行きました。
私もここに行くのは4カ月ぶりくらいだったんですが、たった4ヶ月で、景色が変わるほどゴミの量が増えていました。
前にはちょっと向こうにあったはずの山が、すぐそばまで来ています。
1日に合法なのも違法なのも含めて、約100台のトラックがゴミを捨てに来るとの話は聞いていましたが、
実際にこうやって景色として目の当たりにすると、「このままではまずい」ことが実感されました。
もうこの場所には収まりきらない、ということで、隣の敷地が大急ぎで掘り返されており、
これからはこちらがゴミ捨て場になるとのことなんですが、これには大きな問題があります。
それは廃水です。ゴミ山に降った雨は、20年ぶん溜まったゴミの層を通り、文字通り「謎の汚水」となるんですが、
新しいゴミ捨て場からもこのように汚水が流れ出た場合、付近住人の生活用水となっている川に流れ込むことが予想されているんです。
今現在のところ、この問題に対する解決策は何もないまま、プロジェクトは進んでいるとのこと。
日本政府もゴミ焼却場を作るプロジェクトを打診しているそうなんですが、いかんせん法律で「ゴミを燃やしてはならない」と
禁じているため、焼却場も作れないまま、人々の生活が脅かされているんです。どうすればいいんでしょうね…。
大きな問題は解決できなくても、そこで暮らしている人たちに寄り添うことはできるはず、とここでこども園を運営するアイさん。
10年以上ここでこの活動をしてきたアイさんは「ママ友」という強力なネットワークをこの地域に築き、
困っている人たちの声にいち早く気づいて支援しています。素晴らしい活動です。
ゴミの分別をここに住む人たちに頼っているのに、ここに住むことは法律で禁じて、
法律に反しているのだからと、何の手も差し伸べない政府…。
まあ、政府相手に怒ってもしょうがないので、できることをやっていくしかないですね。
ハウスオブジョイに来てくれる時に、このゴミ山の見学をしたいと申し出てくれれば、
見学参加費(1000ペソ)が、このこども園運営の活動費になります。
うちに来る前か帰る前に、ぜひみなさんこちらにも足をお運びくださいね!
サッカーの遠征に行っていたジャンジャン、優勝して帰ってきました!
戦績は4勝1分け、ポジションは中盤ですがゴールも1点決めたそうです。ナイス!
さらに今回は「ベスト・ミッドフィールダー賞」もゲット。
しかも、これまで出ていた「16歳以下」ではなく「18歳以下」のカテゴリーで出場して、です。
これは大きな自信になったでしょうね。やったな、ジャンジャン!
ジャンジャンの影響を受けて「僕もサッカーやりたい」と言い出したチムレイ。
あまりスポーツに夢中になるタイプではなかったんですが、
年齢の割りに身体が大きく、体力もあるので、確かに向いているかもしれません。
ただ、チムレイは足がデカイ!(笑)11歳の現在、すでに私より足が大きいです。
もし26か26.5センチのサッカーシューズで、使っていないものがありましたらぜひご連絡ください!
引き続き、若者の長期滞在ボランティアスタッフも募集しています。
サッカーやバスケなど、スポーツ好きな人、大歓迎ですよ!