ボランティアスタッフとしてハウスオブジョイに滞在していたハルカです!
帰国し日本の寒さと和食が体に染みております、半年の締めくくりで今日のブログを書かせていただきます。
初めてハウスオブジョイに滞在したのは一昨年2023年の9月に2日間。
2度目は2024年2月に2週間でした。今後の進路に悩んでいた私に、シンさんと居合わせたビジターさんたちに勇気と希望をもらって休学を決意し、
7月半ばにボランティアスタッフとしてハウスオブジョイに戻ったのが3回目でした。
半年間がっつり過ごした毎日は本当に濃密で、笑顔に溢れていました。
ピアノやバレー、絵、日本語で1~10を数えるなど、昨日できなかったことが今日は少しできた、1週間たったらもっとできた!というように、見る見るうちにできることが増えていく、その嬉しさを子どもたちと共有した日常は本当に宝物です。
一緒にご飯を食べたり、学校や教会へ行ったり、遊んだり、勉強したり、掃除したり、1番近くで子どもたちを見てきました。
共同生活なので、どうしても大人が見ていないところではサボったり、手を抜いたりする子と、関係なく普段から真面目にしっかりとやっている子とが出てしまいます。
特に、マイカ、クイニー、ジュリアンの3人は本当に親切で損得勘定なしの働き者で、心から尊敬しています。
普段から、真面目にやっている子をほめたり、たまにご褒美をあげたり、特別にものを貸したり、など今日は頑張ったから、普段の行いが良いからOKというようなことを心がけて接していました。
すると、その結果というわけではありませんが、マイカ、クイニー、ジュリアンのとても素晴らしいロールモデルのお陰で、ビバリーがとても自主的に動くになりました。
当初はハウスオブジョイに来たばかりで掃除や草刈りなど、やりたくないに決まっています。
でも数か月後には誰も見ていないところでもきちんと掃除をしているし、「誰かやっておいて」という場面でもすぐに動いてくれます。成長ぶりにとても感動しました。
またハウスオブジョイ以外でも、この滞在でビジターさんをはじめ、サッカーの仲間たち、小学生たち、マーケットの人たち、地域の人たち、本当にたくさんの人との出会いがありました。
そこから元気をもらったり、色んな考え方を学んだり、自分がどんな考え方なのかが分かってきたり、色んな人の生活やバックグラウンドを知ったり、視野が広く深くなりました。
いい意味で遠慮がない、細かいことを気にしない、友達の友達は全員友達
パワフルで豪快なフィリピンマインドをたっぷり吸収して、周りの目を必要以上に気にしなくなったり、自分に自信も出ました。
半年間で子ども同士の大喧嘩は見ませんでした。
それよりも一緒に色んな遊びをしたり、宿題を手伝う代わりに次の日の朝食当番の交代交渉をしていたり、年代が近い子同士で毎日一緒に通学したり、子ども達同士の関係性が素晴らしくてとても好きです。
寂しいときもあるだろうし、不便なことも多いけど、それでもみんなが協力し合って楽しく笑顔いっぱいで生活をしているハウスオブジョイが大好きです!
ハウスオブジョイで過ごした日々は本当に私の宝物です。ありがとうございました!!
これからも子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
HOJで暴力事件発生!?
…ではもちろんありません。漫画の資料のためのポージングです。(笑)
私が作画を担当しているフィリピン独立の英雄譚「ボニファシオ」。
正月で休載してましたが、明日あたりからまた更新が再開するのでお楽しみに!
ここから先はいよいよ戦闘が始まり、アクションシーンも増えてきますよ。
さて、今日は突如学校が休みになりました。理由は「大雨警報」なんですが「え?どこが?」という感じです。
行政単位の区切り方が雑なので、一部地域の大雨で、県レベルの全域に警報が出ちゃったりするんですよ。
いやはや、困ったものです。
まあ、こどもたちはこれ幸いと楽しんでますけどね。
椅子と楽器とヨガマットで何やら「秘密基地」っぽいものを作っているダーウィンたち。
暗がりの中で何してるんでしょう?
正解はこちら!ビジターさんにもらった「ブラックライトで照らすと隠れているおばけが見える絵本」です。
電池が減ってきてライトが弱いので、わざと暗いところでやってたんですね。
ちなみに絵本は日本語ですが、ボランティアスタッフのハルカさんが
お化けの名前をアルファベットで書き入れてくれたので、世界各国の妖怪の名前にこどもたちが詳しくなってます。
いいですねえ。
こんなに休みばかりで、授業数足りるんだろうか、と思っていたらなんと!
今週は土曜日に振替えで授業をやることになったそうです。おお!初めてですよ、こういうの!
これまで先生たちが気軽に休校にしていたので「平日に休むと週末に働かなきゃいけない」ということが
安易に休校にしない、歯止めになってくれるといいなと思います。
先週、健康診断のためにダバオに行ったジェレミーたちですが、
結局終わらなかったので、今日、改めてダバオに行ってきました。
まずは歯科検診。二人ともいくつか虫歯が見つかったのでそのまま処置することに。
「歯の治療、ひとつ640ペソ!」という宣伝文句につられて安い歯医者に行ったら
「アレは『一側面』につき640ペソで、『歯一本』の値段じゃない」と
その広告文句はアウトでは?という値段をふっかけられたので、別の歯医者に移動。
いやー、あこぎな商売しますねえ。
血液検査、レントゲン、心肺機能検査、歯科検診、尿検査、情緒検査など
11項目の検査を終えるのに、結局まる二日かかりました。
とにかく行く先々で「医者がいないので来るまで待て」と待たされてばかりで、
これ、回る順番とか医者のスケジュールとかをうまく管理すれば
絶対もっと効率よくできるよなあ…と思いました。
ダバオ在住のアイさんが朝から夕方までずっと付き添って、クリニックと粘り強く交渉してくれたおかげで
なんとかジェレミーとリッキーBはすべての検査が終了!健康診断はこれでクリアです。
ジェイエムは高校の実習が始まって今日は学校が休めなかったので
また後日、スケジュールを調整してダバオに連れて行くことになります。
みなさん、3人の将来のためにお祈りください。