HOJにまた新しい大学生、ウルカさんが来てくれました。ようこそ!
これから約1ヶ月、いろいろと手伝ってくれるウルカさんは「ビジター」でも「ボランティアスタッフ」でもなく
「インターン」という立場での滞在となります。
HOJとしても初の試みですが、お互いに有意義な1ヶ月になるといいな、と思います。
特技は絵と写真、ピアノも弾けます、ということなので、それを活かしてこどもたちと
どんどん仲良くして、いろいろ伝授してもらえればと思います。
最近になってビバリーが昼休みに学校の友達を連れて来るようになりました。
ジャンデルやジェレミーがよく友達を連れて来ているので、自分も、と思ったんでしょう。
施設にいる子が「うちに遊びにおいでよ!」って言えるのってなかなかなことだと思いませんか?
こうやって友達を誘えるのは、ビバリーがHOJをいい場所だと思ってくれているからこそです。
とても嬉しいです。
ところでビバリー、「友達」がみんな男の子たちのようだが…オトウサンは心配だぞ!(笑)
今日も私は用事があって日帰りでダバオに行ってきたんですが、その用事のひとつが、
HOJ卒業生を何人も雇ってくれている食品加工会社「ナカシン」さんです。
ウィリアムやジョネルが、もう10年くらいもずっと働かせてもらっているんですよ。
お土産に、と工場で作っているマンゴープリンを箱一杯にいただいたんですが、
HOJに着いて車を降りるなり、箱を見たジェレミーたちが「マンゴープリン!?」と大喜び。
新入りの子たちも「マンゴープリン!…プリンって何?」と大騒ぎでした。(笑)
さっそくみんなでいただきました。あまりの美味しさにみんな大はしゃぎ。
「先輩」たちが作ってるんだよ、と教えると「ボクも大きくなったらそこで働く!」と目を輝かせてます。
ちょっと待てダーウィン、従業員になったからって無料で食べ放題ってワケじゃないと思うぞ?(笑)
卒業生の就職先というのは、児童養護施設にとって、とても重要な懸念のひとつです。
私たちの活動を理解して、積極的に卒業生の採用をしてくれる会社があることは、本当に心強いです。
ありがとうございます。
これからもたくさんの子たちがHOJを卒業し、こちらの会社のお世話になると思います。
みなさんが日本で買って食べるマンゴーのアイスやプリンも、けっこうココで作られてたりします。
食べる機会があったらぜひHOJのこどもたちの顔を思い浮かべてくださいね!
きのうは海のコンディションが微妙だったので、「漁」はしなかったリッキーB。
でも狩猟採集本能が制御できなかったようで、おもむろにヤシの木に登って実をとってくれました。
いやー、無人島に行くならリッキーBと行きたいですねえ。
ビジターさんたちのぶんをとった後は、ビバリーにもとってあげてました。
同年代にはやたら喧嘩っ早いけれど、しっかり年下相手にはやたら優しいリッキーB。
意外と子煩悩なお父さんとかになるのかもしれませんね。
きのうもビバリーが集めていたこの種類のヒトデ。いっぱいいるのにどれも同じくらいの大きさで、
「小さい個体」というのを長いこと見たことがなかったので
「どうやって増殖しているのだろう?ひょっとして重なり合った状態から分裂するように増えるのでは?」と
トンデモ仮説をたてていたんですが、よく探すと小さい個体も見つかります。
ただ、ものすごくレアなので、たぶん成長スピードがめちゃくちゃ速いんでしょうね。
ここまで小さいのは私も初めて見ました!
ところで、私の取り上げ方が偏っているせいで文化系なイメージの強いジェレミーですが、
なにげに運動神経も良くて、このたび、バドミントンの代表として選ばれたそうです!
なんと!ノーマークだったのでバドミントンしてる写真が見つからんぞ!(笑)
そういえばバドミントンって正式なルールを全然知らないので、
この機会にジェレミーと一緒に試合の動画とかを見てみたいと思います。