来週に選挙をひかえ、選挙ポスターが町中に貼られています。
日本のように「指定された場所にしか貼ってはいけない」みたいなルールはないので、
財力にまかせていたるところに貼られています。
たまに、応援してるわけでもない人のポスターが私有地内に貼られることもあって、もちろんすぐに剥がします。
ちなみにこの人は新興宗教の教祖で、人身売買と児童買春で逮捕され、裁判待ちの人。
なんと留置所から上院議員に立候補してます。ウラワビーチに勝手に貼られてたので速攻で剥がしました。
昔の選挙ポスターが貼りっぱなしになっていたり、単に頑丈な布として再利用されてたりするので、
たまにものすごく皮肉が効いたことも起きます。
こちらは3年前の大統領選のポスター。今はお互いに殺人をほのめかすような脅迫をし合うまでに仲たがいしている
マルコスの息子(大統領)と、ドゥテルテの娘(副大統領)。当時は手を組んでたんです。
今コレが掲げられているのはなかなかに風刺が効いています。
ちなみに私が個人的に一番ゆるせないフィリピンの選挙文化は「選挙カーの替え歌」です。
著作権を完全に無視して、有名な歌の替え歌で候補者の名前を連呼して回るんですが、
たまに「私が好きだった曲」を替え歌にしやがる候補者がいるんですよ。
これ以上の冒涜がありますか!(笑)こればかりは早急に違法にしてほしいです。
マニラでの就職に向けて書類の準備をしているジェレミーとリッキーB。
隣町の検察局まで行って「無犯罪証明書」というのを取りに行きました。
早朝から並んだおかげでジェレミーは無事に取得できたんですが…なんと!
リッキーBは「同姓同名の犯罪者がいる」ということで証明書がもらえませんでした。マジか!
ちなみに同じくジェイエムも「同姓同名の犯罪者がいる」ということで、
この証明書をもらうのに3週間かかりました。生年月日や住んでる地域が全然違うんだから、
別人であることの証明に3週間もかからないでしょ?と思うんですが、
別人に成りすまして逃げ回ってる犯罪者がたくさんいるからこそ、できたシステムなんでしょうね。
悪いことする人がいると、システムはどんどん不便になっていきます。困ったものです。
「たかが同姓同名なくらいで混同されるなんて、稚拙なシステムだ」とも思いますが、
日本もあまり他国のことは言えません。当の私も6年前、同姓同名の詐欺師「澤村信哉」が現れたことで、
日本の銀行口座が数か月、凍結されましたからね。(笑)
まあ、これは私がフィリピンにいて、HOJの火災の時の寄付金を自分の個人口座で募っちゃったせいも
あるので、「そりゃあ怪しまれるよな」って感じではあるんですが。(笑)
他にも、同姓同名が理由で「入国できない」「ビザの更新ができない」「出国できない」「保険がおりない」
などのトラブルを、この20年で日本とフィリピン、両方の国で何度か目の当たりにしています。
あまり人気のないマイナンバー制度ですが、こういう不便に振り回される身からすると、
はやく世界中で実装されて欲しいと思います。管理社会のディストピアにならない程度に、ですけどね。
土曜の夜はゲームナイト!ふだんならみんなでできる対戦型のゲームばかりになりますが、
この夏休みの少人数の日々なら、1人で独占してロールプレイングゲームなんかもできます。
やりはじめたら制限時間まで微動だにせず集中してやってるので、猫にとっては格好の寝床です。(笑)
もちろん、遊んでいいかは「ちゃんとお手伝いするか」「ちゃんと勉強するか」次第です。
チムレイに出した課題は「知ってる物の名前の英語-ビサイヤ語リスト作り」。
図鑑を見ながら「あ!このページ知ってるのばっかりだ!」と、名詞を表にしていきます。
今日は動物、魚、虫でかなりの数が稼げました。数に応じてもらえるチョコの数が増えるので必死です。(笑)
語彙力を伸ばしつつ、割と苦手にしている「書くこと」への抵抗が減って来ればいいなと思ってます。
勉強した後はご褒美のバナナ!食べながら猿とゴリラの真似をして遊んでます。
うん、楽しそうでなにより。
私は締切に追われた生活が一区切りしたので、ここ1週間は、本を読んだり、映画を見たり、
料理に凝ったり、楽器を弾いたりと、まさに「余暇!」って感じの日々を過ごしてますが、
気づけば5月に入っていたので、そろそろ次の創作活動に取り掛かろうかな、と思ってます。
久々に骨でも組み立てるかな…。