今日は朝からこどもたちと一緒に瓦礫の片づけです。
まだ木材として使えるもの、木材は無理だけど薪にはなるもの、炭として使えるもの、と仕分けして
それぞれ再利用するんです。転んでもただでは起きませんよ!
みんな真面目に働いてくれたので、作業の後はみんなでウラワビーチへ!
こんなときにどうかな、とも思ったんですが、こういうときこそ、
できる部分ではなるべく普段通りに過ごすことが大事だという気もしますし、
なによりみんなが楽しい気分転換を必要としている!と思ったので、敢えて行くことにしました。
ジープがないので車にみんなでギュウギュウに乗りこんで2往復。みんな嬉しそうです。
ジェレミーが波打ち際で謎の遊びをしてるので、それ何?と聞いたら、
「キングコングの敵の真似」と言ってました。なんだその、俺にしか伝わらないマニアックなモノマネは。(笑)
今日よかったのは、こどもたちがみんなで鬼ごっこのような遊びを始めた時に、
「私もやる!」とスタッフたちも参加しはじめたことです。
やっぱりみんな、気分転換したかったんですね。すごく楽しそうに遊んでましたよ。
みんな楽しく遊ぶ様子はこちらの動画でどうぞ!
一番気分転換を求めていたのは私だったなあ、と、動画を見ると改めて思います。
水に潜って、こどもたちと遊んで、本当にスッキリしました。明日からの復旧作業もがんばります!
みなさんありがとうございます!
2019年1月18日17:00の時点で、緊急支援口座への支援額が218万6000円に達しました。
必要額だと見積もっている200万円、達成です。本当にありがとうございます!!
これ以上のご支援は、復旧に必要な金額を超えてしまいますので、別の機会に取っておいていただくか、
他の困難に直面している方々のためにお使いいただければ幸いです。
また、復旧後、もしお金が余った場合には、その有効活用法についてはまた別途、
みなさんと一緒に考えていければと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、HOJではさっそく本格的な復旧作業が始まりました。
ホールの屋根に大工さんが登って、まずは焼け焦げた木材を撤去しています。
ちなみにこの焼け焦げた木材は、炭として使えるので、当分は薪ひろいに行く必要はなさそうです。
ジープが使えないので、ちょうどよかったですね。それにしてもフィリピン人、転んでもただでは起きません。
木造部分が撤去されたクボタハウスで思い出にふけるジェイエム。
こどもたちにとっては、熱を出してアイダさんに看病してもらったり、
烏山さんに映画を見せてもらったり、アイダさんに叱られたりした、思い出の場所です。
特にジェイエムはお手伝い係だった時期が長いので、感慨深そうです。
でもまあ、こどもたちはいつまでも後ろばかり向いてはいません。
いくつか建物がなくなって「地形が変わった」ことで、
いつもやっていた隠れん坊も新しい遊びに生まれ変わったようです。
いやあ、こどもたちは本当にポジティブです。
「コヤシン!猫がこげて真っ黒になったよ!」とネタにされている黒猫のヤマト。
もちろん、よくブログに出てくる白猫とは別のやつです。(笑)
食事時にしか現れない気まぐれ猫なんですが、火事以降はいつも敷地内でウロウロしています。
きっと焼けてしまった棟のどれかが寝床だったんでしょうね。元気出せよ、ヤマト!
まだまだ復旧には時間がかかりそうですが、皆様のおかげで、安心して作業に取り組めます。
この際ですから、あちこち、より防災とバリアフリーを意識した作りに変えていこうと思います。
みなさん、新生HOJにご期待ください!
被害の総額がだいたい分かりました。日本円に換算すると185万円~200万円です。
詳細はPDFファイルにまとめましたので、こちらをご参照ください。
HOJ被害状況
多くの方々から激励のお言葉とご支援をいただいています。
おかげさまでなんと、2019年1月17日17時の時点で、緊急支援口座には131万円が集っています。
支援を表明してくださっている方で、まだ振り込み手続きが済んでいない方も相当数いらっしゃるので、
そのぶんも合わせれば、早くも必要なぶんの資金は集まった感じです。みなさん、本当にありがとうございます!
こどもたちは昨日の消防士さんたちの活躍にシビれてしまったらしく、警察官、教師、軍人さんを追い抜いて、
将来なりたい職業のトップに消防士が上がっています。空になった消火器でみんなその気になってますよ。
他2棟に比べて、被害がとても少なかった多目的ホールですが、焼け跡から焼けたキリスト像が見つかりました。
信仰深いフィリピンの人たちは「きっとこのキリストが身を挺して建物を守ってくれたんだよ!」と言っています。
なるべくきれいな状態に復元して、立て替えたホールも守ってもらうことにしたいです。
さっそく大工さんを呼んで、建物修復の相談です。この機に、クボタハウスは車いすでも入りやすい、
バリアフリーな構造に作りかえることにしました。棟梁はもちろん、運転手ドドンさんのお父さん。
去年あたりから、いろいろと建築プロジェクトを格安で引き受けてくれていて、もう準スタッフって感じですね。
本当に頼もしいです!
たった一日で、本当に多くの人たちが、ハウスオブジョイのために動いてくれたことを、私は一生忘れません。
本当にありがとうございます。多くの方々から「こどもたちの笑顔が一番の恩返しですよ」と言ってもらいました。
その言葉を胸に、この苦境をこどもたちと一緒に笑顔で乗り越えて行きたいと思います。
今後の復旧の状況にもご注目くださいね!