ハウスオブジョイの敷地内にはモリンガがいっぱい植えてあります。
…というか勝手に生えてきてます。(笑)
油断するとものすごく高く成長して葉っぱを収穫するのが大変になります。
伸びすぎた枝はこうやって3人がかりくらいで引っ張って葉っぱを収穫します。ビバリー、離すなよ!
モリンガは鶏のスープに入れて食べるのが最高です。
鶏はリッキーBの手にかかればあっという間に「鶏肉」になります。
スープで煮込む前に炙るとさらに美味しいんだそうですが…
リッキーB、いくらなんでもその炙り方はワイルドすぎないか?(笑)
「コヤシン!ボールがパンクしてる!」とチムレイに呼ばれて、
「パンクしてる」じゃないだろ、「パンクさせちゃった、ゴメンなさいだろ」と思って
見に行ったら、なるほど、どうやら本当に犯人はチムレイじゃなさそうです。(笑)
コラ、どっちがやった!?
1. すまなそうにしている犬のジージャイが犯人。
2. ふてぶてしい態度の子猫のキナコが犯人。
3. 犬猫に罪を着せるためにボールをここに置いたチムレイが犯人。
さあ、みなさんはどれが真相だと思います?(笑)
今日はジェレミーの17歳の誕生日!2歳からHOJで育った、まさに「生え抜き」のHOJッ子です。
ジェレミー、おめでとう!
きのうの投稿で面接の練習の話をしましたが、実はあれには続きがありまして。
想定問答通りに「ホームシックにはなりません!」と答えたジェレミーに、
ちょっと意地悪で、こんな質問を重ねてみたんです。
「なるほど、2歳から施設育ちなので、家族から離れて暮らすのは慣れてる、と。
でもさ君、ってことは、そこが君の『家』なんじゃないの?
そこから離れて暮らしたら、そこに対してホームシックになるんじゃない?」
想定外の質問が来て驚いたジェレミー、目を泳がせた後、私に向かってこう答えました。
「…はい。たぶん」
素直かッ!!(笑)
面接でその答えじゃダメだぞ、と指導しながらも、私は実はちょっと泣きそうでした。
そうか、オマエ、ここを出てったら、たぶんホームシックになるのか。そうか。そうか。
「ハウス」オブジョイ、これからもこどもたちの「ホーム」になれるように頑張ります!
日曜に家族で来てくれたアイさん、来訪の目的のひとつはこの3人と会うことでした。
そう、今年度でHOJを「卒業」する男子たちです!
知り合いの会社が「心身共に健康な働き者の若者」を探しているそうで、
特に仕事の関係上、「ホームシックに強い」ことが必須なんだとか。
多くの若者が家族に会えない寂しさで仕事をやめたり、体調を崩してしまうそうなんですが、
あれ?その仕事、ひょっとしてウチの子たちに最適だったりしませんかね?(笑)
数か月間家族と会えないなんてのはこの子たちには当たり前のことです。
「ホームシック?何それ?」ってなもんです。
でも実はフィリピンでは、そんな若者ってものすごーーーーくレアなんですよ。
フィリピンではことあるごとに「家族の絆が大事」という話が出て来るので
そのたびにこの子たちは苦虫をかみつぶすような思いをしていたはずです。
それが初めて「そんな君だからこそ役に立てる仕事がある」と言われたんですから
その喜びようったらありません。
もちろん、コネだけで入れるほど甘い話ではないので、ちゃんと試験を受けることになります。
さっそく今日から「面接」の練習!
コンプレックスになってもおかしくない「施設育ち」という出自を、
この子たちが誇りをもって「アピールポイント」として自覚していく手伝いをしていきたいと思います。