• 04
    26
    ウラワビーチで文武両道な週末を

    今日のウラワビーチは荒れ模様だった上に、みんな連日の疲れもあってか
    「海だー!」と飛び込む感じにはならず、浜辺でのんびりおしゃべりして過ごしました。
    コヤシン、恐竜って本当にいたの?」なんて質問から、化石の話、進化の話、
    地殻変動の話、大陸移動説の話など、砂浜を黒板にレクチャーしましたよ。

    テーブルの上で寝ちゃうイージェイ。ごめんな、ちょっと君には話が難しかったか。(笑)

    そんな感じでのんびり過ごしていたら、やはり体力が余っているのか、
    木にかけてあるロープにぶらさがって筋トレしはじめました。
    この姿勢で何秒持ちこたえられるかチャレンジ!リッキーBは12秒。
    私は腹筋の問題より、ロープをつかむ手が痛くて10秒が限界でした。

    アルチーが余裕の20秒!体勢もまっすぐでとても美しいです。
    もういい歳になってきてるはずですが、まだまだ若いモンには負けんぞ!ってところでしょうか。

    長さではアルチーに勝てなかったので、ジャンジャンが「僕なら片手でもできるよ!」と筋肉自慢。
    おお、これは確かにすごいぞ!

    もうすぐ就職でマニラに旅立つリッキーB、お母さんを亡くしたばかりのジャンジャン。
    いろいろな思いがあるでしょうが、こんなふうに、他愛のない日常を、大事にしていきたいと思います。


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    04
    25
    ジャンジャンのリクエストで湖へ

    この日のうちにジャンジャンの兄弟をHOJに連れて帰ることはできないと分かったので、
    これ以上待ってもしょうがない、と、今日のところはHOJに戻ることにしました。
    思った以上に早く帰ることになったので、「帰りにどこか寄ろうか?」と言ったら
    ジャンジャンが「3年前にみんなで行った湖があるんでしょ?そこに行きたい」と言い出しました。
    おお、行くか!

    ということでやってきたのが、こちら。バガンガという町にあるレイク・カロリーナです。
    めちゃくちゃキレイな水で遊べて、入場料はたったの30ペソ!贅沢すぎる!

    前回はジャンジャンを里帰りで送った帰りにみんなでここに寄ったので、
    当のジャンジャンはここに来たことなかったんですよ。
    話にだけ聞いて、ずっとうらやましいと思っていたんですね。さあ、存分に泳ぐがいい!

    数時間前に母の死を知り、お墓参りをした直後なので、日本のみなさんからすると
    「そのタイミングで遊びに行くのってどうなの?」と違和感があるかもしれませんが、
    フィリピンではお通夜や葬式の席などでも、つとめて明るく楽しく振舞う文化があるんです。
    当のジャンジャンが「今は楽しみたい」と思っているなら、存分に一緒に楽しむのが、流儀なんです。

    チムレイも、アイビーさんも、サユキさんも、私も、そして何よりジャンジャンも、
    「今は楽しみたい」という思いを大切にして、湖で存分に遊びました。ぜひ動画もご覧ください!

    一緒に住んでいる私たちにできることは、そばにいて、一緒に笑ったり、一緒に泣いたりすることです。
    そして何より、ジャンジャンが天国にいるお母さんに「弟たちは僕が一緒にいるから大丈夫だよ」と
    胸を張って言えるように、はやく弟たちを引き取れるように努力していきたいと思います。


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    04
    24
    3年ぶりにジャンジャンの実家に調査に行きました

    今日は4時起きで準備して、ジャンジャンの実家のあるカティイルに行きました。
    ハウスオブジョイからは車で片道4時間以上かかる距離です。

    簡単に行ける距離ではありませんし、夏休みにもサッカーの大会があったりしたので
    ジャンジャンは2022年以降、「里帰り」はしていませんでした。
    ですが、これまでは年に一度はこちらから報告すれば返事があったカティイルの福祉局から、
    去年以降まったく返信がなくなったので、状況を知るのも兼ねて、久々に行ってみよう、となったんです。
    (写真は2022年の里帰りのとき)

    到着してすぐに違和感がありました。家がない!?
    行ってみると、ボロボロだった木造の家はすっかり取り払われ、土台のセメントだけが残っています。

    え?どういうこと?と近所の人に尋ねたら、なんと、ジャンジャンのお母さんは去年病気で亡くなり、
    お父さんと兄弟たちは、同じ地区に住むおばあさんの家に住んでいるとのこと。
    行ってみたら、72歳のおばあさんがこどもの面倒を見て、45歳のお父さんが働いて、
    13歳の娘、11歳の息子、9歳の息子、6歳の娘、4歳の娘を育てているとのこと。
    まさか、連絡が取れない間にそんなことになっていたとは…。

    9歳の息子はコロナ禍の時期が入学の時期と重なっていたこともあり、まったく学校には通っていないとのこと。
    目の前が大きな田んぼなので、そこの仕事を手伝って小遣いをもらって暮らしているそうですが、
    これって完全に児童労働です。おばあさん、お父さん、こどもたちとじっくり話して、
    9歳の息子と6歳の娘はハウスオブジョイで受け入れを検討することになりました。

    とはいえ、親の承諾があっても、このまま連れて行くわけにはいきません。
    あくまでもハウスオブジョイは私立の施設なので、公的機関である福祉局からの要請というかたちで
    手続きを進めないと、こどもたちを勝手に受け入れることはできないんです。

    福祉局にお父さんとこどもたちを連れて行き、手続きをしようと思ったら「担当者が不在なのでまた後日」
    返されました。そもそもジャンジャンのお母さんが亡くなったときにも、お父さんはジャンジャンに連絡するために
    福祉局に来たそうなんですが、その時も「連絡先が分からない」と、何の対処もしてもらえなかったそうです。
    おそらく今は選挙の準備に公務員たちがこぞって駆り出されているので、そっちが優先されているのでしょう。
    まったくふざけた話です…。

    福祉局の次にはお母さんのお墓を訪ねました。10代の頃から13人のこどもを産んだお母さん。
    全員とはいきませんが、こどもたちは私たちが見守りますから、安心して天国で休んでくださいね。

    今日のうちに弟と妹をハウスオブジョイに連れて来ることはできませんでしたが、
    なるべく早いうちに受け入れられるように動きたいと思います。
    待っていると本当に福祉局は何もしてくれないので、必要なら近いうちにまた行くつもりです。


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