今日はサンロケ小学校に行ってきました。
そう、前から進めていた特別支援学級用の教室が、ついに完成したんです!
工期2ヶ月、総工費133万円。HOJが関わるプロジェクトとしてもかなり大きなものです。
93万円はプロジェクト発起人のアツシがたくさんの支援者の方々から集め、
残りの40万円は、さだまさしさんの立ち上げたNPO「風に立つライオン基金」がHOJに寄付してくれた
100万円の中から出しました。本当に多くの方のおかげでここまできました。ありがとうございます!
役所の方々や教育省の方々も呼んで盛大に落成式・引き渡し式が行われました。
まずはテープカット!…と思ったら、学校が準備してくれたハサミが古くてリボンが切れませんでした。
最後は私が手で引きちぎりましたよ。(笑)
寄付の同意書に私が代表してサインをし、建物の権利書を市長さんの代理の方に手渡しました。
これで正式に譲渡が完了!私も肩の荷が下りた気分です。
式典中のスピーチで校長先生が「普段、フィリピンで進めるプロジェクトは、役所からなかなかお金が下りてこないので
『もう全部準備できてるのにお金だけ足りません!早くお金を出してください!』と
こちらが担当者を追いかけまわさなきゃいけないんですが、今回は、あっという間にお金が集って、
『ほら、お金は集ったんだから、早く教室を作って授業を始めて!』と
私のほうが追いかけられる立場になりました。これがフィリピンと日本の文化の差なんですね。
すごくいい経験になりました」と語っていて、妙に納得しました。(笑)
今日のセレモニーの様子を動画でもご紹介します。ぜひご覧ください!
「学習障害」と認定されたこの子たちのために、この教室で毎日特別授業が行われることになります。
これからもこの子たちの成長を追っていきたいと思いますので、みなさんも一緒に見守ってくださいね。