マミーズハウス改築にあたって、横に植えてあった大きな木を切り倒すことにしました。
まっすぐ伸びてくれればよかったんですが、途中から斜めに曲がっちゃいまして、
そのうち倒れるかもしれないとずっと言われていたんです。
チェンソーを持って伐採職人さんが来てくれまして、さっそく作業開始!
こういう工具には男の子たちが興味津々ですね。
どんなふうに切り倒すかは、短い動画を作ったのでぜひご覧ください。
ついでにマミーズハウスの解体作業も行ってるんですが、その豪快さも必見です!
ちなみにこの木、アイダさんによると20年間に来た「ヤンキーとコギャル」のビジターたちが植えたものだそうで。
この話は烏山さんが講演でよくネタにしていましたので、聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
聞いたことがない、という方は、アーカイブが残っていますので、よろしければご覧ください。
この話は7番目のエピソードとして載っています。
20年前にヤンキーとコギャルが植えた苗木が、まっすぐは伸びなかったけど(笑)大木になって、
これから私たちが暮らす建物の一部になるわけです。椅子やまな板や作業台にもなります。
なんとも数奇で素敵な話じゃないですか。
フィリピンの木造建築物は10年から20年でシロアリにやられ、建て替えが必要になります。
そのときのために、今からまた木を植えたいと思います。こんどはまっすぐ育つかな?(笑)
さあ、数日かけた引っ越しも終わり、今日からいよいよ大工さんたちが入って改築開始です!
棟梁はいつものドドンのお父さんが高齢で外出禁止なので、その息子、つまりドドンの弟です。
COVIDはある意味で世代交代を促進させましたね。がんばれ新棟梁!
まずは解体作業です。2009年からずっとここに住んできた私には結構こみあげるものがあります。
天井裏からは大量の鳥の羽が出てきました。いったい誰のしわざでしょう…?(笑)
さて、そんなHOJには、マイケルが里帰りから戻ってきました!
ちょっと痩せましたが、真っ黒に日焼けしてるところを見ると、外出制限も気にせず楽しく過ごしていた様子です。(笑)
さあマイケル、今日からはちょくちょくごちそうだぞ!
戻ってきてさっそくご機嫌のマイケル。実家で弟たちと遊んでるのも楽しいけれど、
やはりHOJの仲間と、いろんな遊びができて、しかもちゃんとした食事ができるのは嬉しいようです。
マイケル、月曜からはお勉強の時間もあるんだからな!(笑)
今日はこどもたちは引っ越し作業で出てきたヨーヨー釣りで遊んでました。
ケイさんとフユキさんが毎日たっぷりこどもの相手をしてくれているので、私は引っ越し作業に専念できました。ありがたや。
ダバオの警戒レベルも明日から1段下がるそうで、ミンダナオ島はこの調子でいけば8月くらいには比較的元通りになるかもしれません。
1日も早く日常が戻ってくることを祈りつつも、新しい生活スタイルも楽しめるように模索していきたいと思います。
引っ越していろいろ懐かしいものが出てくるって言いましたが、
私が大学生時代にHOJを訪れて、着想を得て描いた絵が出てきました。21年前の絵です。懐かしい…。
アルジェが絵の中でこどもを抱いてギターを弾いている私を見つけました。
そしてこどもを指さして「これ、ボクだよね?」と言ってます。
おお!これのことか!そう言えば、この写真は現像してプレゼントしたことがあります。
ちゃんと覚えてくれていて嬉しいです。
でも残念、絵が描かれたのは21年前。アルジェはもちろん生まれてません。(笑)
モデルになってるのは当時HOJにいたピンピンという女の子でした。
大学生でフィリピンを旅して、街灯のオレンジが素敵で、田舎の薪の火が素敵で、
それでこんな絵ばかり描いたんでした。決して、背景を描くのが面倒だったからではありません。(笑)
似顔絵やイラストはずっと描き続けてますが、こういう「作品」としての絵は長らく描いてません。
COVIDの外出制限がまだまだ続くようなら、また始めてみますかね?