敷地内のごみを集積場に持っていく作業は相変わらず収集業者が来ないため
こどもたちが立候補制でやっています。
今回は大きい子たちが学校だったので、ジャンデルとチムレイが参加しました。
初参加のチムレイは大張り切り!がんばれよ!
例のごとくチムレイには写真撮影もさせてみたんですが、
この写真、完璧!というのが1枚ありました。
角度といい、瞬間といい、背景といい、これはいい写真です。
こんなに凛々しいジェプリルは久々に見ました。(笑)
この作業に参加することの役得は「帰りの川での水浴び」なんですが、
最近は雨が多く、川は増水していて危ないのであきらめて、
代わりに「ぜいたくに買い食いする」ことに落ち着きました。
少年たちは「HOJの敷地内で食べるよりここで食べるほうがおいしい」と
非日常の「特別感」を満喫したようです。
2月に入ってきたときには集団生活の暗黙の了解みたいなのが一切なくて、
突飛な行動や情動的な行動が多かったチムレイも、今ではすっかりHOJの一員です。
「集団行動に慣れさせる」ことと「個性を伸ばすこと」が矛盾するとは私は思いません。
チムレイに合ったかたちの役割を作っていきたいと思います。
きのうのウラワビーチには養子縁組を行っている児童養護施設エンジェルハウスの子たちも遊びに来てました。
一緒にバスケをして遊ぶ中でジャンデルが大活躍!
普段HOJで自分より大きい子たちに囲まれる中で鍛えられているだけあって、
同じくらいの体格の子たちに無双してました。だいぶ自信もついたみたいです。よかったな!
2年間私と一緒にコロナで敷地内に閉じ込められてたこともあって、
楽器や絵といった文化系に偏りがちでしたが、ようやく学校も再開し、
こうやって同年代の子たちとスポーツして遊べるようになって本当に良かったです。
いろいろ体験した中から、好きな道を選んでほしいですからね。
そんなジャンデルも早いもので、来月には11歳になります。
記憶力もいいジャンデルは「11歳になったらティナイタイに連れて行ってもらえる」という古い約束を
ちゃんと覚えているようなので、私にとっても2年ぶりくらいに、誕生日にはサンゴ礁に行きたいと思います。
あー、今から楽しみだ!
土曜日恒例のウラワビーチ!
スタッフから「ヤギを草むらに連れてって食事させて」と頼まれたジャンディー。
おそるおそるヤギを連れて行こうとしますが…
全然言う通りに動いてくれません。(笑)
昔、ブルガリアで100頭の羊を自由自在に操ってた羊飼いさんに
「どうやって羊に言うこと聞かせるの?」とコツを尋ねたら
「羊に話しかけたり、お願いしてるようではダメだ。舐められる。
とにかくこっちの都合で有無を言わせず動かすんだ。そうすりゃついてくる」
と、その秘訣を語ってくれました。ジャンディーはこの仕事には優しすぎるようです。
ひょっとしてウラワで飼ってる犬が役に立つのでは?とジャンディーが連れてきましたが、
ヤギに「あ?」と威嚇されて「ヒャンっ!」と速攻で逃げ腰になってました。
ああ、ブルガリアの立派な牧羊犬たちをお前らに見せてやりたいよ…。(笑)
さて、今日もこどもたちは浜辺で漂流物からお宝を探したり、
料理しながらおしゃべりとつまみ食いに花を咲かせたりと、それぞれに楽しみました。
慣れないPCの慣れない動画編集ソフトで、なるべく今までの感じで編集してみましたので
ぜひご覧ください。いつもの3倍時間がかかってます。(笑)
シーン切り替えのエフェクトやBGMの音量調整、タイトルや字幕のフォントなど、
「今までの通りにやろうとするとめっちゃ大変」なことが分かったので
今後は「今まで通り」にこだわらず、今ある環境で作りやすく、見やすいかたちを模索していきたいと思います。
うーん、機能が多すぎることを「便利」だと思えないのは歳なのだろうか…(笑)