今日は朝からみんなでウラワの畑に行き、農作業をしました。
オクラ、インゲン、マメなどを植えてから早1カ月半。だいぶ作物も成長してきています。
こういうとき、自然と兄弟が一緒になることが多いです。
ジョネルがインダイにやり方を教えながら一緒に作業している姿が印象的でした。
こちらでは、農学部出身のスタッフ、レイアンが、ジェレミーに作業の手ほどきを…
と思ったら、あれ?何やってるのかな?
最近雨が多かったので、土が柔らかくなっていましてね。
それで、泥人形を作って遊んでいました。こういうの、「ゴーレム」って言うんでしたっけ?
なんか動き出しそうでかわいいですよね!
ちなみに左から順にエッゼル作、レイアン作、ジェレミー作です。
作業の後はビーチで水浴び!今日はちょうど時間帯が干潮の時間でした。
そういうときは、こんなふうに水たまりがところどころにできるんですが、
これが、太陽光で熱せられていて、温泉みたいにあったかくて気持ちいいんですよ。
私はこれを「ウラワ温泉」と呼んでいます。入ってみたい方は干潮の日にお越しください!(笑)
そして海を見ながらお昼ごはん。
急に風が強くなってきて、みんなすごい顔して風に向かってご飯食べてます。
なんとなく分かるなあ、その気持ち。
畑仕事で汗を流して、温泉につかってから、海を眺めてご飯を食べる。
そんなロハスな暮らしをしてみたい方は、ぜひHOJにお越しください!
やりようによっては自給自足も夢じゃありませんよ!
私は相変わらずの竹で楽器を作る毎日です。
ドドンとエリックがここ数日、ずっと手伝ってくれてます。
なんでも、学校の先生が法事で別の島に行ってしまって一週間授業がないんだとか。
相変わらず、楽しげに手伝ってくれます。
私が楽しそうに作業してるからなんでしょうかね、やっぱり。
これ、実は竹サックスじゃないんですよ。別の楽器を作る研究の途中なんです。
ヒントは、これを「エリック」が持っていることと、「二本」持っていることです。
はい、正解は「ドゥヴォヤンカ」、私がよく吹いているブルガリアの笛です。
あの楽器を竹で作る計画なんです。
ブルガリアの笛をフィリピンで作る、ってなんだか素敵な気がしませんか?(笑)
いいのができたら販売しますのでお楽しみに!
井戸水をくみ上げる電動ポンプが壊れてしまい、昨晩から水はすべて手押しポンプです。
朝、レナリンとアナマリスが協力し合って水を汲んでいました。いい光景ですね。
男の子たちはいつもここでこうやって水浴びなので、別にいつもと変わりないんですが、
大きい女の子たちやスタッフ、私もここで水浴びなのは、ちょっと不便です。
ビジターがたくさん滞在しているときじゃなくて良かったです。
まあ、慣れれば意外と気持ちいいんですけどね。
ダバオで部品を買ってくれば直せるそうなので、月曜にでもダバオに行ってこようと思います。
えーと、他にも何か買わなきゃいけないものはあったかな?
先日、天日干しにしたトウモロコシを、市場で挽いてもらってきました。
今回は50キロの米袋、3袋分になりました!
米よりもトウモロコシはお腹がいっぱいになるので、これで数週間は持ちそうです。
さっそく昼食は挽きたてのトウモロコシ。インダイガマイは私と同じく「おこげ」が大好き。
香ばしくておいしいんですよ!
さて、今日は大学に、宇宙戦隊NOIZ奨学生たちの授業料を支払いに行ってきました。
通されたのは図書室、というか自習室の片隅。まわりで学生たちが勉強しています。
え?オフィスとかないんですか、この大学?
聞いてみると、学生数が増えて教室が足りなくなったので、オフィスは図書室の一角と、
前まで男子トイレだった場所にうつったそうです。
え?それじゃ男子はどこで用を足すのかって?…それはもちろん…ねえ?(笑)
作業もすべて「手書き」です。ゴム印と計算機を巧みに駆使して、やってくれるんですが、
いかんせん時間がかかります。パソコンはあるけどプリンタのインク代がないそうで、
結局手書きが一番安いのよ!とのことです。
時間はかかりましたが、無事に支払い完了!
パーリージョイ!HOJ卒業生の期待の星として、一生懸命勉強してね!!
「人はどんな場所でも勉強できる」と言ったのは、ネルソン・マンデラさんでしたっけ。
施設は本当に最低限でしたが、学生たちの顔や、先生たちの顔はとても輝いていて、
日本のいろいろな大学で講演をしてきた後だけに、しみじみした気持ちになりました。
さあ、私も勉強しようっと!今日の科目はエスペラント語だ!