この写真を見た兄弟のウィリアムやインダイガマイも大喜び!
インダイガマイが伯母さんですよ。なんだか笑っちゃいますね。
さて、今日はスカイプで烏山さんたちと話ができました。
術後の縫合部の恢復が思わしくなく、少し時間がかかりそうとのことです。
こんなとき、お調子者のロジャーやジェイソンの存在が光ります。
場の雰囲気が明るくなり、画面の向こう側にもそれが届いたのを感じました。
烏山さん!ときどきスカイプしましょうね!
さて、きのうのワークショップで使ったこの楽器、車での移動と、激しい使用に耐えかねて
少しゆがんでしまったので、いっそのこと、一度分解して組み立て直すことにしました。
ノエルとインダイとジェリカが手伝ってくれました。
小さい「妹」たちに指示を出して、ノエルがうまいこと仕切ってくれました。
先日誕生日を迎えたノエルですが、本当に成長しました。すごくうれしいです。
さて、組み立てなおそうかな、と思ったら、こどもたちが集まってきて合奏会になりました。
これ、「1人でも演奏できるように」と組み立てて使っていたんですが、
それって、逆に言えば「1人しか演奏できない」ってことなんですよね。
バラバラに分解すれば、みんなで合奏が楽しめるわけです。実際、このうれしそうな顔!
うーむ、このままでも悪くないかもしれませんね。
どういうかたちが、私にとって、こどもたちにとって、そしてオーディエンスにとって、
より楽しいかを、よく考えたいと思います。それでこそ「よりよい楽器」ですからね!
今日は私、ダバオにある公立学校に、音楽の特別講師として呼ばれて行ってきました。
昔ダバオの学校で教師をしていたときの同僚が、今は公立学校で音楽教師をしていまして、
その教師仲間に、ワークショップをやってほしい、と呼ばれたわけです。
得意の異国の楽器たちを演奏した後で、竹を切ってその場で楽器を作るパフォーマンスを披露。
もちろん切るのに使ったノコギリは演奏して、
出た屑はホウキで掃いてから、これまた演奏します。万雷の拍手でしたよ。(笑)
私は、中学生のときに、教会にたむろしているフィリピン人たちから、
音楽の楽しさを教わりました。それが私と音楽との出会いであり、フィリピンとの出会いでした。
ですから、こうやって、当時の私と同じ年代のこどもたちに、音楽の楽しさを伝えることは、
何よりも優先すべき、私の使命だと思っています。
HOJのこどもたちにも「自分のやるべきことを楽しんでやっている姿」を見せられたらと思います。
今後とも精進します!応援よろしく!
さて、HOJの風邪っぴきのこどもたちは、かかった順に順調に回復してます。
ダバオから戻った私の荷物を、かけよってきて運んでくれたジェレミー。
楽器を運ぶのって、何故か楽しいですよね。…って私だけ?(笑)
車から降ろした楽器で、さっそく遊ぶこどもたち。なにげにドドンがリズム感あります。
いやあ、楽器とこどもに囲まれて、私とっても幸せですよ。
少年たちが庭を走り回って、なにかを追いかけて捕まえようとしています。何がいるんでしょう?
…と思ったら、小さなカエルでした。
苦手な人もいるかもしれないので、あえてピントは後ろのエリックに会わせてあります。(笑)
「最近、蚊が多いから、こいつを部屋で飼って、蚊を食べてもらうんだ!」とのこと。
そう都合よくいくんでしょうかね?数日後に結果を聞いてみたいと思います!
この作業、道具を使ってやるのは「バンゴル」、手でやるのは「ロボ」と、別の表現があります。
この作業が、この地域の人たちにとって、いかに生活に密着したものかがよく分かりますね。
文化っていうのは、博物館ではなく、こういうところにあらわれるものなんですよ。
さて、用事があって、久々にダバオに来たら、烏山さんの家にマリテスがいました。
週末や学校が休みのときは、ちょくちょく遊びに来て、家事を手伝っているとのこと。
いろいろあってHOJを離れたマリテスですが、今ではすっかり落ち着いて、
「ミンダナオこども図書館」(MCL)というNGOの奨学生として、
ダバオにある大学で勉強しています。専攻はなんと、社会福祉。
ソーシャルワーカーになるのが夢だそうです。マリテス、がんばれ!
12月のクリスマスイベントには、兄たちや妹のマリリンも連れてHOJに遊びに来たい、とのこと。
久々の顔にまたたくさん会えそうですよ!お楽しみに!