昨日アツシがMIRAIクラスの方に行っている間に、私は給食プロジェクトの方を見てきました。
HOJの火事の噂はこちらの学校でも広まっていて、
「給食は来月からはないかもね…」と話していたそうですが、もちろんそれはそれ、これはこれ。
ちゃんと来月分の資金を渡してきましたのでご心配なく!
そしてなんと、学校でHOJの火災支援募金をやってくれたそうで、集ったお金を寄付してくれました。
困ったときはお互い様。一方的に支援するのではない関係が築けていることが目に見えて分かって、本当に嬉しいです!
手術前にHOJで羽根を伸ばしていたアルジェ。いよいよ今日からダバオに戻って週末に最終診断を受けて、
問題がなければ来週には手術の予定です。みなさん、うまくいくようにお祈りくださいね。
建物の修復はかなり順調に進んでいます。
ホールの屋根は今日で完成、床と壁の下半分までをセメント製にすることにしたクボタハウスも基礎工事が終わりました。
この調子なら思ったより早く終わりそうですよ。
さて、今回の火事でも一番痛いダメージだったのが、ジープです。
2015年にクラウドファンディングで皆さんに協力してもらって買って、
みんなでデザインを考えてペイントした、思い出の車なんですよ。
地元の自動車修理屋さんに交渉したところ、「エンジンさえ生きてるなら30万円で直せるよ」とのこと。
新しいのを買うとなると50万円はしますからね。とにかくエンジンを復活させるために、運転手のドドンさんが頑張りました。
焼け切れてしまった配線やホースやタンクを、他のもので代用して、ソーラーパネル用のバッテリーとつないで、
あちこちのボルトを閉めたり、緩めたり、私には分からない何かをいじって、2日がかりでエンジンを復活させました!
なんという有能さ!こういう人こそ、世界中どこでも生きていけるんでしょうね。尊敬です。
これから修理屋さんに出して、外観はともかく走って、乗れるようになるのに約1ヶ月とのことです。
まずはその状態で使って、4月5月の夏休みの時期になったら、改めて元の色に塗る予定です。
ジープの復活をみなさん、お楽しみに!
こんにちは、アツシです。
サンロケ小学校、特別支援学級MIRAIクラスに行ってきました。
2月3月はハウスオブジョイの訪問予定が結構あったりして
MIRAIクラスの見学もしてみたいという声もちらほらあります。
今日は校長先生と小学校に訪問する日の調整をしたんですよ。
ハウスオブジョイを訪れた際はぜひ小学校の訪問もしてみてくださいね。
(注)小学校の行事との兼ね合いで無理な日もあったりしますので要連絡です!!
今日の授業内容は絵を描いてみよう!です。
お題は「自由!!」ということで、思い思いの絵を描いています。
教室に飾っている絵を見ながら模写をしている様子。
めちゃくちゃ上手いです!
できることを伸ばしていきたいものですね。
そして自分の絵が完成したら今度はみんなの前で発表です。
僕は太陽と雲と家とバイクを描きました!と恥ずかしながら答えているのを見て
授業参観に来た親の気持ちがなんとなくわかりました。笑
そして、今までは早くできた子どもはただ待つしかできなかったんですが
先日購入した知育玩具があります!
適当に遊んでいるだけでも数字やアルファベットに触れる良い機会です。
いやー大活躍(^^)/
ただ、MIRAIクラスを担当してくれているエルヴェーラ先生は
特別支援教育の専門ではなく、この前セミナーに2日間通っただけなので
手探りな状態で難しいとのことでした。
早く教育省に認めてもらって専門の資格を持った教員を雇えるように
たくさんアピールできるよう活動していきたいです(^^)/
手術までHOJに戻って来れて、アルジェが大喜びです!
先生が出張に行ってしまって数日間授業のないジェレミーが、がっつり一緒に遊んであげています。
2人ともいい表情だなあ。(笑)
焼けてしまったクボタハウスの床下から、とんでもないものが出てきました。
大きな大きな、土のカタマリのようなもの。これ、何だと思いますか?
答えは、シロアリの巣です。こんなのが床下にあっちゃあ、
どんなに掃除しても柱が食われていく一方だったのもうなずけますね。
それにしても、この巣、耐火性能がすばらしいらしく、中のシロアリは火災でも生き残り、ピンピンしてました。
今度は高床式にせず、床はセメントで固めるので、少しはシロアリ被害も防げるかと思いますが、
やはり自然にはかないませんね。
ホールの屋根修理も急ピッチで進んでいます。
この調子なら今週末には終わりそうですよ。働き者な大工さんたちに感謝です!
燃えてしまったバイクも買い換えました。前回の中国メーカーはもう信用せず、今回はYAMAHAです。
田舎での生活にはバイクは必需品ですからね。車では行けない山などへもこれで調査に行けます。
男性スタッフたちの嬉しそうなこと!
復旧していくHOJの姿を見ながら、22年前に烏山さんがHOJを創設しているときの心境に思いを馳せました。
少しずつ、かたちができていくというこの喜びと、それに伴う責任感。
創設には及びもつきませんが、こういう感覚を疑似的にも体験できたことは本当に大事だと思います。
多くの方の支援でこれが成り立っているのだ、ということを忘れず復旧に努めていきたいです。